スイッチ・リレーの接点は、低抵抗で安定性の有る耐久性が求められています。
弊社の金属へカーボンナノチューブを混入させた複合めっきでは、
従来の金属接点では得られなかった低抵抗で安定した耐久性が、
格段に高いレベルで実現しました。
カーボンナノチューブは3つのカイラリティの異なるものに分類され、
そのカイラリティによって金属にも半導体にも変化します。
アームチェア型(金属)
ジグザグ型
(金属1/3、半導体2/3)
カイラル型(半導体)
その他にもカーボンナノチューブは多種あると言われています。
・カーボンナノホーン ・多層カーボンナノチューブ ・カーボンナノコイル ...etc
■電気抵抗が少ない
■機械的強度(ナノチューブ単体)が大きい
その特性を充分に引き出せば、ICチップ配線やトランジスターに応用できます。
現在カーボンナノチューブは次世代半導体として注目を浴び、取引先企業が燃料電池電極やディスプレイなどに試作し効果をあげております。また、弊社ではカーボンナノチューブめっき装置を完成させており、この装置を持って電気接点やコンタクトプローブ、リードスイッチ接点などの各種製作に入っており、製品化できております。